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善意に頼るのはやめませんか?

色々なお話 No Comments

AERA with Kids+に「給食当番のエプロンにアイロンは必要? 
「かける派/かけない派」保護者たちのモヤモヤと本音
」という記事が投稿され、
ヤフオクでもコメントが多数ついているようですね。

コロナ禍で個人持ちに切り替えた学校もあったりするようですが、
給食エプロンは共用のため、基本的に
洗った家庭の子どもの”クラスメイト”が
使用するわけですよね。
だからこそ非常に悩ましいのではと感じました。

アイロンをかけるのはクラスメイトへの心配り。
シワになりにくい素材に変わっていますし、
医師の小林寅喆先生は殺菌消毒処理としての”アイロンがけ”は
しなくてもよいと回答されています。

話がそれますが、目に留まった記事・・・

都内の公立小で高学年クラスを受けもつ40代女性教員
ほつれの修復やボタンつけには気を配ってほしいといいます。
「見て見ぬふりをするのではなく、“見つけた人がやる”という善意でお願いしたいです。
担任も見つけたらボタンつけ程度はしますが、
ぜひ保護者同士で“つくろいリレー”をつないでいただきたい」と話します。

40代母親
「みんなきれいにアイロンがけしてくれているので、
洗濯しても袖の折り目は残っているし、ピシッとなる。だから私はあてません。

教員の言葉は一見すると「お互いの優しさで支え合う美談」のように聞こえるかもしれません。
しかし、私にとっては、これは非常に「危険な兆候」に映ります。

なぜなら、この「誰かの善意に頼る」「明文化されたルールがない」という構造こそが、
家庭や職場の片付けがいつまでも上手くいかず、
誰か一人がイライラを抱え込んで崩壊していく原因と、
まったく同じではないかと感じるからです。

そして、素朴な疑問が浮かびます。
給食エプロンを使う高学年の子どもたちって、
家庭科の授業でまさに「アイロンがけ」や「ボタンの縫い付け」を習いますよね。

技術的には、子どもたち自身で十分に対応できるはずなのです。
それなのに、なぜ学校側は「子どもたち自身で直そう!」とはならず、
「保護者同士の善意のリレー」に依存してしまうのでしょうか。

これ、実はお家の中の片付けでも全く同じことが起きていると思います。

「もう小学生なんだから、自分の部屋くらい片付けられるはず」
「夫だって大人なんだから、脱いだ服を洗濯カゴに入れるくらいはできるはず」

私たちはつい、家族に対して「能力的にできるはずだから、
やってくれるだろう」と期待してしまいます。
しかし現実はどうでしょう。
脱いだ靴下はリビングに脱ぎ捨てられ、使った道具は出しっぱなしではありませんか?

ここで私たちが直視しなければならない不都合な真実があります。
それは、「やり方を知っている(できる能力がある)」ことと、
「実際に自発的に動く」ことは、まったくの別問題であるということです。

なぜ「できる」のに「やらない」のか。
人間の行動を阻むのには、技術の有無ではなく、
もっと根本的な「心理的・物理的なハードル」が存在するからです。

給食エプロンが面倒に感じられる最大の理由は、
「来週は別のクラスメイトが使うものだから」です。
「自分が洗ったエプロンを、自分の子どもが着るわけではない」ため、
人間はどうしても維持管理へのモチベーションが下がります。

お家のリビングや共有スペースも同じです。
「自分が散らかしたわけじゃないし」
「次に自分が使う場所じゃないし」と思った瞬間、
急に他人事になります。

結果として、家族の中で一番「よく気づく人」だけが、
トゲトゲした気持ちで片付けをせざるを得ない状況になってしまうのです。

最近の給食エプロンは、昔と違って「シワになりにくい素材」へ進化しています。
だからこそ、「わざわざアイロンがけをする必要性」が薄れ、
かける派とかけない派の不毛な論争が生まれてしまいます。
すでに素材がカバーしてくれているのに、
わざわざアイロンとアイロン台を引っ張り出してくるのは、
物理的に「めんどくさい」。
同じ日にアイロンをかける必要がある衣類があるとも限らない。

ボタン付けにしても、裁縫箱を奥から出してくる手間の段階で
ハードルは跳ね上がります。

片付けも全く同じです。
収納場所が生活動線から遠かったり、
引き出しの分別が細かすぎたり、
扉を開けるステップが多かったり。
「戻すのがちょっと面倒な仕組み」になっているだけで、
人間は無意識に「後でやろう」と行動を後回しにしてしまいます。

給食エプロンも片付けも、
「個人のやる気」や「優しさ(善意)」を
前提にしたシステムは、いつか必ず誰かが疲弊して破綻します。

「善意リレー」に期待するのをやめるべきです。
つまり、善意のリレーをしなくもいいシステムを確立するべきなのです。

例えば、学校の配膳室にソーイングセットを常備しておき、
子どもがその場で直せる環境
(学習発表の機会を設ける、一目置かれるヒーローづくり)を作るなど、
行動のハードルを極限まで下げる仕組みをやるべきではないでしょうか。

お家の片付けも同様です。
必要なのは、叱るエネルギーではなく
「家族の『めんどくさい』を徹底的に排除した収納システム」を作ることです。

・引き出しを開けてきっちり仕舞うのではなく、カゴに「放り込むだけ」で良しとする
・よく使うものは、使う場所ですぐとれる定位置を作る
(出しっぱなしで良しとする。外観は気にしない)

家族の能力や優しさに頼るのではなく、仕組みのハードルを下げる。
これが、誰もイライラしない空間づくりの大原則です。

最近では、コロナ禍などの衛生面への意識の変化もあり、
給食エプロンを「共有」から「個人所有(各自で購入)」へ切り替える自治体も出てきました。

いっそ学校側がクリーニング業者に丸ごと業務委託(完全外注)してくれれば、
親も先生も全員ハッピーなのに!と思いますが、
現実には、自治体の予算がおりるわけがなく、
委託システムを導入している地域はほとんどありません。

結局は、私たちが家庭でどうにか対応せざるを得ないのがもどかしい現実です。

残念ながら学校のルールは、個人では簡単に変えられません。

でも、あなたのお家の中のルールなら、
今すぐあなたの意思で「完全外注(プロへの委託)」を選べることを知っていますか?

「いつか時間ができたら片付けよう」
「家族が少しは気づいて不用品を処分してくれないかな・・・」

そうやって、家族の善意や自分の頑張りを待ち続けて、
いつまで重たい不用品が詰まった部屋を見てモヤモヤし続けますか?

どこから手をつけていいか分からない部屋の片付けや、
自分一人では動かせない大きな不用品の処分こそ、
まずはプロに丸ごと委託して、一気にリセットしましょう!

お電話1本でお伺いいたします。

連休中もお盆休みも営業しております。
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