片付けをするときに、
どこから片付けますか?
私は片付けを挫折する一つの
理由として、大切なものから
手を付けるからと考えておりました。
そして、片付けの順番は特に
念頭にありませんでした。
みなさんはいかがですか?
「運命を変える収納術!
二度と散らからない片付けの順番」
という本の中で
片付ける順番は
(仕分け箱の用意)
↓
納戸・物入れ
↓
和室
↓
寝室・子ども部屋
↓
洗面所
↓
トイレ
↓
キッチン
↓
リビング
↓
玄関
と紹介されておりました。
片付けが苦手な方は
リビングから片付けるそうです。
お客さんが来たときに見られる場所って
玄関やリビング、トイレぐらいですよね。
中には気をきかせて、
食器を流しに運んで・・・とかで
キッチン内を見られるとか。
衛生面等を考えると
冷蔵庫内等キッチン周りの片付けは
なるべく早く行いたいですよね。
(言い方が変ですが、)
見られてしまう場所である
玄関、リビング、トイレ、キッチンを
先にスッキリさせたいですよね。
でもこれが間違いのよう・・・
部分部分をキレイにしても、
なぜ汚くなったのかという根本が
直っていないので、
またゴチャゴチャしてしまうようです。
リビングのものを子ども部屋に、
寝室に、書斎にと移動させる・・・
そう移動させるだけだから、
物量が減らないんですよね。
他人・・・
いえ、自分さえも滅多に見ない、
いや、何年も見てない、見たくない、
目を背けたい、知らないふりをしていた (以下割愛(笑)
物置を片付けることによって、
気分爽快!
一番腰が重い場所を片付けることによって
心が軽くなり、他の場所も整理しやすくなりますよね。
この本には
場所別の片付ける順番も紹介されていました。
納戸
座らないと出し入れできない下段
↓
1段ずつ上の段へ
押し入れ
天袋
↓
下の段
↓
上の段
クローゼット
枕棚
↓
パイプ部分
↓
引き出し
洗面所
吊戸棚
↓
洗面所下の開き戸
↓
引き出し
↓
壁面の棚
キッチン
吊戸棚
↓
流し台の下
↓
食器棚
↓
レンジ台やパントリー
↓
冷蔵庫
↓
流し台の上
玄関
靴箱
↓
傘立て
↓
スリッパ立て
まさに、「やりたいところではないところ」からですよね。
不用品の塊の場所。
押し入れの天袋にあるものを
「今すぐ言え」って言われても
言えませんよね。
どこに置こうか・・・と考えて
安易に詰め込み、手が届かないので
ほったらかしに・・・
だからこそ、捨てやすいですよね。
物量が圧倒的に多いから
家がゴチャゴチャしてしまう。
不用品を捨てることによって、
不要なものを買わなくなり、
すっきりとした家にチェンジ!
重なってしまいますが、
片付けの基本は物を減らすこと。
きつい順番ではあるが、
それを守ることによって
根本的に片付くようになるんだと
順番の大切さに改めて納得でした。
収納テクニックやインテリアなど
ネットをはじめ、雑誌や本でも紹介されていますよね。
あっ、これ素敵♪と思って
取り入れる前には自分の性格や
ライフスタイルに合っているかどうか検討を。
また、モノの置き場所は動線を考えて
配置することも大切です。
以前私の自宅では、流し台の下に
調味料とかを置き、引き出しのところに
フライパンなどを置いていました。
まさに、動線がメチャクチャ。
動線を考えて・・・
流しの下には鍋やざる等を配置しました。
ざるを取り、食材を洗い・・・
鍋を取り、水を入れ・・・等
一連の動作が腰を上げるだけでできるように。
かなり楽になりましたよー。
布団の話の中で、
畳等に直に布団を敷いている方は
布団の上げ下ろしの大切さを
語りましたが、押し入れの下段を
収納場所にしていると、
面倒くさくなり、万年床の原因にもなりかねません。
よく使うものは取り出しやすい場所へ。
頻繁に出し入れするものは中段へ
重たい家電は下段へ、
しまうようにしていきましょう。
お盆の帰省用に布団をとっている家庭も
いらっしゃると思います。
押し入れの場所をかなり取られますよね。
布団のレンタルもありますよ。
上手に利用していきましょう。
帰省前後の布団干しもしなくて済みますよ^^
マンションにお住まいであれば、
賃料がそこにもかかっていますよ。
いくらトイレットペーパーやティッシュが
安くて買いだめしても、スペース代を考えると
その何倍もお金を支払っていることに!
余談ですが・・・
ストックする際には在庫がいくらあるのかと
きちんと把握する必要がありますよね。
私の家庭では在庫管理のアプリ(Web版もありますよ)を
使っています。
同期すれば、家族の誰が使っても、補充しても
問題なし!
出先でたまたま安売りに出会っても、
在庫をチェックすれば
あと○個というのを把握できちゃうので
ムダに買わなくてすみますよ。
バーコードが同じものは
レジみたいにPOS管理できるものもあるので、
最初のころは便利を通り越して
遊んでいました(笑)
(精神年齢低すぎww)
閑話休題。
物を大切に使うことは大切ですが、
使いもしないものを大切に、大切にとっておくことは
・スペース代のムダ
・物を探す時間のムダ
・使わないで劣化することによるムダ
が発生します。
そして、モノを捨てるためには
お金がかかります。
おそらく、今有料になっているものが、
タダになることはないでしょう。
片付けにはエネルギーが必要です。
今できないことは、1年後もっとできなくなってしまいます。
元気な時にやっておけばよかった・・・
ということにならないように
子どもたちに押し付ける前に
片付けていきませんか。
早く整理すれば、それだけ快適な生活を長く
Enjoyできますよ。
紹介した本の中には
整理するときのアドバイスも記されておりますよ。
片付け指数診断テストは必見!!
背中を押してくれること間違いなし!
ぜひご覧くださいね!
運命を変える収納術!
安東 英子