4月も終わりに近づいておりますが、
真新しい制服を身にまとった姿は
初々しいですね。

私は1年生の書道の時間（今の時季です・・・）、
自分で墨を散らしてしまい
（もちろん、新しい服を買ってくれるわけがなく、）
汚れたまま着ることになってしまった苦い思い出があります。（笑）

以前、洋服のシミ抜きについて
（食べこぼしのシミを想定した）
投稿したことがありますが、
今回は文房具のシミについて
書いてみたいと思います。

※ご注意
自己責任にて行ってください。
上手くいかなくても弊社は責任を持ちませんので、
予めご了承ください。
少しでも不安な方はプロに任せましょう。

さて、初めて持つ文房具といえば、
クレヨンやクーピーですよね。
小さい子どもが口に入れないように
苦い味がする物もありますよねー

小さい子供たちでなので、お絵描きに夢中で
家具や壁にまでお絵描きしちゃった・・・
紙ではなく、あえて家具や壁にというのも
無きにしも非ずですよね。

白木以外の家具や壁になりますが、
描いてしまった場合は
乾いた布で繰り返し拭きましょう。
牛乳を布にしみ込ませて拭いた後、
水拭きし、乾拭きをする方法もありますよ。
吸収面に描いてしまった場合は、歯ブラシなどで
掻き落としましょう。

洋服につけてしまった場合は
洗剤を溶かしたぬるま湯につけ、
もみ洗いや歯ブラシなどでこするという方法を
している方もいらっしゃると思いますが、
この前に加えて欲しいのが
クレンジングオイルをつけてのもみ洗い。
その後、歯ブラシなどに洗剤をつけ
シミになじませクレンジングオイルの油分を
取り除き、ぬるま湯ですすぐ方法。

ガラスや金属、プラスチック製のものに
付けてしまった場合も、クレンジングオイルは
お試しあれ。
クレンジングオイルを布にしみ込ませて拭き、
その後洗剤をつけた布で拭いた後、濡れ雑巾で拭き、乾拭き。

少し大きくなったら、鉛筆や色鉛筆を使いますよね。
服についてしまった場合は、
鉛筆は鉛が生地の間に入り込んだ不溶性のシミ。
歯ブラシに歯磨き粉や洗濯用の固形石鹸をつけ、
シミが薄くなるまで叩きましょう。
なじんだら、もみ洗いをし、すすいでから洗濯を。

 
そして、小学生などもう少し大きくなったら
絵具ですかね。
水溶性のものならついてすぐなら落ちるかも。
ついてすぐに水洗いをし、
歯ブラシ等に洗剤をつけ叩いて
汚れを落としていきましょう。
鉛筆と同様に水ですすいで、洗濯を。
ひとりでできる年齢ならば、汚す前に
レクチャーしときましょう！

中学等になれば油性絵の具を
使いますよね。
なかなか落とすことが難しいもののひとつですが、
シミの下にタオルを敷き、
綿棒などに除光液をしみ込ませ、
シミの上からトントンと叩いていき、
タオルにシミを移していきましょう。
シミの裏側から叩いていきます。
シミの面をタオルにあてて。
タオルにシミが移るので、タオルの状態を
キレイに保ちましょう。

他の衣類と同様に歯ブラシ等に洗剤をつけ、
シミになじませてからすすぎましょう。
頑固なシミなので、再度除光液の工程から
繰り返し、薄くなってきたら洗濯を。

墨汁も落とすのが難しいですよね。
油性絵の具同様、きれいに落とす方法を
ご存知の方は教えて欲しい！！
私が知っている方法は
シミを軽く濡らし、洗濯用固形石鹸を
直接塗り込みもみ洗い。
その後歯ブラシを一方向に動かしこすり、
すすぐ。この工程を繰り返し、洗濯ですかね。

大人になったら万年筆のインクも落ちにくいですよね。
油性絵の具と同様に除光液を付け
叩いて色をタオルに移しましょう。
洗剤をつけてシミをなじませ・・・と
他の落とし方と同様に繰り返して、洗濯。

万年筆以上に使うのはやっぱり
ボールペンですよね。
胸ポケットあたりに・・・など
うっかりシャツについてしまい、
大の大人が叱られた・・・という
経験をお持ちの方もいますよね。

水洗いだけではなかなか落ちませんが、
エタノールを使うと意外と簡単に落ちますよ。
シミの下にタオルを入れ、エタノールをしみ込ませた
ティッシュなどで上記の方法と同様に
シミの上から叩きましょう。
何度か繰り返し、ある程度落ちてきたら、
洗剤を歯ブラシにつけて叩きなじませ、
すすいだ後に洗濯を。

エタノールなら消毒等に使うため、
会社の備品にあるかもしれませんよ。

付けないに越したことはありませんが、
付けてしまったものは仕方ない。
落ちることを願って、やってみてはいかがですか？

※不安な場合はクリーニング店にお願いする選択する方法が
あることをお忘れなく。