片付け本舗

放置し続けると、片付け費用は膨らみます

2024年9月4日水曜日色々なお話 No Comments

奄美大島のマングースが根絶されたみたいですね。
当初は30匹程度だったそうですので、
とんでもない繁殖力ですよね。

岡山のヌートリアも減るといいのですが・・・

さて、マングースのように不用品も気づかないうちに
問題が大きくなることがあります。

ブログ内で床置きの禁止を叫ばさせていただいておりますが、
「まあ、1つぐらいなら・・・」と思って放置すると
やがてそれが積もり積もって大きな問題になることがあります。

2000年代にマングースの捕獲に着手しなければ、
特別天然記念物も今頃は絶滅危惧種ではなく、
絶滅していたかもしれません。

1つぐらいなら・・・と何気なく置いたことが
汚部屋への第一歩と言われております。
※うつ病や認知症等も片付けが難しくなります。
抑うつ状態が続いている等々があれば受診を。

1個ぐらいが、2になり、3になり・・・
床も見え、生活にも何ら影響がなければそれでもいいかもしれません。
（※不用品が常に「ある」ということ自体が、悪影響となります。
というわけで、よくありません。）

困るのは自分だけだから・・・とそのまま放置していると
床も見えなくなり、足の踏み場もなくなり・・・
次第に台所や水回りが使えなくなり・・・
ゴミが背丈まで積み上がり・・・
と手に負えなくなります。

水回りが使えなければ、食事が作れないばかりか
清掃もできなくなりますよね。

総務省の調査によれば、ゴミ屋敷の3割の住人は
「有価物」として認識しているそうです。
逆に言えば、7割は堆積物を有価物として認識していないということ。
有価物ではない＝ゴミですよね？
ということは、片付けたくても片付けられないということ。

「もうどうにもできない。助けてー」という
ご依頼がございますが、どの段階で片付けに
踏み切るのかが難しいですよね。

片付けないといけないのは分かっているけれど、
時間がとれないというのが現実。

片付けられなくなって、依頼するのも、
片付けられるけど、時間がないので片付けられなくて依頼するのも、
依頼するのであれば同じではありませんか？

いや、費用の面では雲泥の差かもしれません。

マングースも対策事業費は計36億円に上るそうです。（2000～24年）
ハブが夜行性、マングースは昼間に行動するから
意味ないんじゃないの？？と疑問を呈し、
最初に持ち込まなければ36億円も不要だった。

床置きをしなければ、片付け費用が何百万とかかることも
なかったかもしれない。
途中の段階で気づけたら、何十万程度で済んだかもしれない。
いや、「これ使っていないな。処分しよう」だと
数千円で済んでいたかもしれない。

さて、それでもあなたは不用品を放置し続けますか？

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