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親の片付けのNGワードについて

色々なお話 No Comments

親の片付けのNGワードについてもう少し書いてみようと思います。

片付けをする際に、
「○○だから、捨てて」と言いがちになりますが、
その○○にあたる部分は誰目線の話でしょうか?

例えば洋服では・・・
「デザインが古いから」
「(毛羽立っている等)状態が悪いから」
「(スーツ等)着る機会はないから」
確かに、自分自身での片付けの際には
上記の理由で片付けてよいと思います。

十二分に捨てる理由には当たりますが、
他人に(親に)その事由を強要してはいけません。

 

デザインが古いかどうかを決めるのは
所有者(親)です。
そして、それを着るか、着ないかもあなたではありません。
状態に関しても同じです。

また、お金のない、物のない時代に育った世代は、
破れただけ、サイズが合わないだけで捨てなかったのです。
破れたら、繕い着用していました。
セーターなどは成長したら、糸をほどき、
ベストなどへ編み直したりしていました。
そして、そうやって工面したお金を
あなた(子ども)のために使っていたのです。

嘘つけって思うくらい信じられない話ですよね。
若い世代にはボタンが取れたレベルで捨てる選択をしている方も
いらっしゃるかもしれません。
最初から洋服はワンシーズンのみと決めているとか、
(今ならオーバーサイズニットなどにあたるのでしょうか)
そもそもワンシーズンしか着ないが、
何着も購入済みという方もいらっしゃると思います。

世代間のギャップや個人差がこれほど離れた時代は
ないのではないでしょうか。
あなたの価値観を他人に押し付けてはいけませんよね。

 

また、着る機会がないと
所有してはいけないということは
ありませんよね。

機会がないのは一番本人が分かっていると思います。
会社人間だった父親の場合など、
スーツは戦闘服です。
自分が一番輝いていた時代だったと思います。
(自然に過去形になってしまいましたが、
過去形にしないことが(今でも働けということではありませんよ。
意味を履き違えないようにお願いします。笑)
大切なのかもしれませんね。 以上余談でした。)

その思い入れの強い服を着ないから捨てろ
というのは難しいですよね。

思い出の品を「邪魔」って言われたら、
ムカつきません?

もし、あなたにお子様がいるのであれば、
作ってくれた工作類を無下に捨てられますか?

 

 

問題はどう言うか、どう言ったらいいかですよね。

上記のスーツのような場合は、
すべて捨てずに、数着は残す。
いっそのこと、飾るのはいかがでしょうか?
「飾るのはちょっと・・・」って言ったものなら、
しめたものですよね(笑)

 

デザインに関しては、
色やデザインは似たようなものを選びがちになります。

同じのが2着ある・・・
いや、5着ある・・・と分かったらどうでしょうか?
365日÷4シーズン=約91日

毎日同じような物を着たくないですよね?
他にも違う洋服が5着あったとします。
(逆に言えば、5着しかないとしても、)
計10着(5種類+1種×5着)として、
9回しか着られないんですよね。

しかもそのうち9回×5着は同じようなもの。

そう考えてもらうだけでも手放しやすく
なりますよね。
ファッションに疎くなく、こだわる方なら
尚更、手放しやすいと思います。

年齢を重ねるにつれ、このデザインが着やすい、
自分には似合うなどが分かり、
逆に同じような雰囲気のものの方がいい場合も
あるともいます。
そのような場合は、他のものを手放し、
ダメージが出てきたころに、買い替えに
一緒にショッピングなんてのもいいですよね。

「買い替え」というのがポイントですよね。
買い増しすると物が増えますので注意が必要です。
また、一緒に買いに行くやプレゼントするなど
必要な時に、手に入るという安心感も必要です。

洋服以外の日用品の方が当てはまりやすいですが、
「もしなかったら」「もし買えなかったら」と
ある時に買ってしまいがちになり、
消費より購入のペースが速くなり、
置き場所が複数になり、場所を忘れ、
買ったのを忘れ・・・
たくさん在庫を抱えてしまうように。

新たに手に入るというという安心感がとても大切です。

「捨てろ、捨てろ」という前に、
「必要なものはない?」「困っていることはない?」と
あなたがいること自体が安心感に繋がるように
コミュニケーションをとっていきましょう。

娘や息子に相手にされない(してもらえない)
親世代は店員さんに丁寧に話を
聞いてもらい、親切にされると、
つい買ってしまうともあります。

片付けたとしても、リバウンドしてしまうことも。
リバウンドの一番の要因は
捨てる以上に物を買っているからです。
親子のコミュニケーションをとるだけで、
買い過ぎが少なくなる場合もあるようです。

他にも安全面や孫が喜ぶなど、
自分目線ではない目線
片付けて欲しい旨を
伝えてみてはいかがでしょうか?

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