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モノの価値の基準とは・・・

色々なお話 No Comments

GW中のゴミ屋敷をTVで放送していました。
行政代執行でゴミを撤去したようですが、
撤去前と同様な状態に戻っているようです。

ゴミを拾ってくるゴミ屋敷の住人と
片付けられない人を同列には扱えませんが、
そのTV番組の中でレポーターは
ゴミ屋敷の住人に向かって
「ゴミ」という言葉を連呼していました。
私はそこにちょっと違和感を覚えずにはいられませんでした。
(※私もゴミという認識です。
そして、ゴミ屋敷を良しとはしておりません。)

確かに一般的には間違いない「ゴミ」です。
しかし、その住人以外の共通認識でしかありません。
かなり例えが極端になってしまいましたが・・・

自分が持っている価値観は、他の人もみんな同じだと思いがち。
(私は自ら「思いがち」と書いておきながら、
自分が思っていることさえ認識していなかったりします・・・)

私は「ゴミ屋敷の住人はゴミとは思っていないのでは?」と
TVを見て思ったのです。

物に対する価値観はとても主観的です。
人によって様々です。

現代社会は合理的に、無駄なく、無理なく等
理性優先で○×を決めがちですよね?
でも、それを片付けでもしなければならない
合理的理由はありませんよ。

SNSでは生活感のない家が
もてはやされていますが、
生活感がない部屋が素晴らしくて、
ごちゃごちゃしている部屋は いけない
ということはありません。

物が多くてもダメではありません。
その人の価値観ですよね。
コレクターがいるからこそ博物館ができたりするのですから。

片付けの際にいる・いらない、使う・使わないと
損得だけで判断するのが難しい貴方。

片付けの基準を 「快」・「不快」にするのはいかがですか?
まずは「捨てたくない」と思ったらその気持ちを大切にする。

じゃあ、全部「捨てたくない」になったらどうするのか?
というツッコミが聞こえてきそうですね。
1点、1点は快でも、快が塊になれば不快に変化しますよね。
大量の快=不快になります。
「嫌だな」と思ったことを少しずつ取り除ていきましょう。

「もったいない」とよぎった貴方。
その「もったいない」と思ったこと。
心の底からもったいないと思っていますか?
本当にモノを大切にするということは
どういうことなのか、改めて考えませんか?

どの選別方法でも共通していることは
大切なものと大事に暮らしてゆく ということですよ。

 
 

また、ひとり暮らしの割合が年々増えてはいますが、
家族と一緒に暮らしている場合の
片付けの難易度は最高難度。
だからこそ、難しさいっぱいですよね。

前回の投稿のしてはいけないことにもあげましたが、
家族それぞれ価値観は異なります。
だからこそ、モノを片付けることは
代行できないのです。

そして価値観が違うためすり合わせも必要ですよね。
片付けも収納も1人が決めて、家族全員に
従わせてはいませんか?
収納には導線や仲間(使う頻度やグループ)に分けている
という方もいると思います。
ひとりで使うならそれで○

でも家族はもしかしたら違うかもしれませんよ。
「私が決めたように、ここにしまえば、使いやすい」と
思い込んで、それを押し付けているだけかも。
ヨシとしてしたことが、実際はお母さんの
顔色を見て過ごしていたなんて悲しいですよね。

まさに、価値観は人それぞれ。
「ここに○○を置くべき」ではなく、
私はココに置きたいんだけど、どう思う?と訊いてみたり、
私は元の位置に戻してくれたらうれしいと
Iメッセージで伝えるのはどうでしょうか。

時代も新しくなりました。
多様性の時代です。
自分の価値観は尊重されたいですよね。
尊重されたいのであれば、人の価値観も尊重していきましょう。

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